議員活動報告

みやざわ大地 活動報告01 令和5年夏号

・幸手市議会議員としてスタート

 「幸手の市政に若い力を!」をスローガンに掲げ、七日間の幸手市議会選挙を戦い抜きました。結果、皆様のお力添えにより、本年5月3日より幸手市議会議員としての生活をスタートさせることができました。

 さて、5月16日の令和5年第1回幸手市議会臨時会にて初めて議会という舞台を経験いたしました。新人議員への初歩的な説明会のようなものは全くない状況で、ベテラン議員同様、議案に対する判断を迫られます。一瞬一瞬がまさに「学び」でした。正直なところ議会の慣習が分からず、面食らう場面もありました。議員としての経験の積み重ねが必要なところもあると感じました。

 とは言っても議員になれば新人もベテランも関係ありません。一人前として扱われるのは当然のことです。新人であることや慣れていないことを言い訳にはせず、しっかりと学習し、経験から吸収し、やるべきことに挑戦し、そして地域の皆様のお役に立てるよう全力でこの職務を尽くして参ります。

・常任委員会などの人事について

 臨時会内にて委員会の人事が決定しました。私は文教厚生常任委員会(教育・福祉関係)と建設経済常任委員会(建設・道路関係)に所属することとなり、建設経済常任委員会では副委員長に選任されました。仕事柄、まちづくりには大変興味のある分野です。不動産会社勤務として専門知識を活かし、まちの発展に寄与いたします。私は子育て世代でございますので、勿論子育て・教育問題にもしっかり向き合っていきます。

 また利根川栗橋流域水防事務組合議会議員にも選任されました。管轄は違いますが、私の暮らす東地区にも水害問題がございます。6月2日の豪雨の際に東さくら通り周辺の方に状況を聞いて回りました。大雨が降る度に不安になる日々。ひとりの議員として幸手市の水害対策についても行政と連携して取り組んでいく次第です。

令和5年第2回幸手市議会定例会 報告(6月1日から22日)

・初の市政に対する一般質問

 6月2日及び5日~6日は議員による「市政に対する一般質問」が行われました。一般質問とは、議会定例会(年度内/全4回)にて議員が市の施策や方針について、持ち時間内にて市側に説明・報告などを求めるものです。質問内容については予め幸手市側にお知らせ(通告)をしています。

 私は通告順が4番目でしたので、6月2日午後より初の一般質問をさせていただきました。幸手市議会事務局のホームページにてインターネットでのライブとアーカイブ配信されています。

>>>幸手市議会事務局 インターネット配信リンク

・幸手を良くするための第一歩

 今回の議会にて私の一般質問は下記の3点になります。

1.幸手市の交通安全意識について

 市の道路管理状況について伺いました。特に東地区にあるスーパーオオタニ前道路の白線・黄線は消えかかっており、非常に危険な状況です。その他、東さくら通りの植え込みが生い茂って視界を遮っており、車の死角が生まれています。こちらについては順次対応して頂ける旨の回答を得られました。

2.幸手市の防犯対策について

 私は幸手市の防犯カメラだけでは足りず、民間と一体となってまち全体で防犯設備を増す取り組みが絶対に必要だと考えています。ドライブレコーダーを搭載した公用車による防犯パトロールや防犯灯、地域の皆様方による防犯活動に加え、民間(個人・法人)にご協力いただき、更なる見守る力として、市が補助・サポートをして防犯カメラを増やす。

「防犯のデジタル化」によってまちの治安を守る取り組みが今後大切になっていくのは間違いありません。今回の質問では検討止まりになってしまいましたが、引き続き達成できるよう努力いたします。

3.幸手市を特集した「出没!アド街ック天国」放送内容について

 本放送にて「何かとワースト1位」「消滅可能性都市・幸手」と紹介されてしまい、ショックを受けた市民が多かったかと思います。幸手市としてこのマイナスイメージを払拭できるか。幸手市発展に寄与する好材料はどんどん発信すべきと質問させていただきました。

・今後の幸手市内 大規模プロジェクト

 一般質問の際、幸手市内にて進行しているプロジェクトについて問いました。

 1つ目としては神明内地区にて「ゆめファーム全農」の施設園芸トレーニングセンターを設置するもの。新規の就農者を育成する施設です。

 2つ目は幸手中央区産業団地にて株式会社ニトリ物流センターの他、大成建設グループの次世代技術研究所の建設が開始。令和6年の完成を目指しています。また隣接の神扇地区への産業団地拡張が検討されています。

 3つ目は上高野地区における土地改良事業。

 事業面積約30ha、農業法人により農業基盤整備が実施され、農地大区画化・道水路の再編・非農用地の創出を行う予定です。

全体の7割の農地にて先進的な施設園芸農業を行い、残りの非農用地では民間企業(主に物流)の進出を構想しています。

 上記プロジェクトが実現できるか、一議員としてしっかりと注視して参ります。